2019年8月号の誌面より
特別作品 原始林会員の作品20首詠 39名
≪ 連載 ≫
歌集散策 小島ゆかり歌集 『 六六魚 』 (1) - 井原 茂明 ―
『六六魚』(りくりくぎょ)は詩歌文学賞、前川佐美雄賞の受賞作品
・六六魚あぎとふごとし「疲れた」と言へば二、三まいうろこ剥がれて
・地下鉄の夜の車窓にならぶ顔 むかし海から来たわたしたち
≪ 特集 ≫
「戦争の歌」を読む
中田 慧子 ・祈れども踏むべき道は唯ひとつ殺さぬことと心決めたり
渡辺 良三 『小さな抵抗』
渡辺恵美子 ・邑墓は豆畑のなかしづもりて土葬の死者ら手をつなぎゐる
辺見じゅん 『闇の祝祭』
西出嘉壽子 ・人間殺戮の文字が大きく浮び来て目ざめし夜半に月かけてゐき
渡辺 直己 「短歌四季」1995・9月号
中野 正幸 ・二人行けど行き過ぎがたき秋山をいかにか君がひとり越ゆらむ
大迫皇女(大津皇子の姉) 万葉集巻二・106
≪ 寄稿 ≫
最近の総合誌より ― 竹田 絹子 ―
歌ができるとき ― 明星 敦子 ―
当別町こども百人一首 ― 当別歌人会 -
中山周三の歌一首鑑賞 『陸橋』から ― 田中春親 ・中寺礼子 ・薄根 弘 ―
初めて作った歌 (121) ― 吉田 靖子 ―
【 原始林大会ご案内 】
日時 令和元年10月13日(日) 受付開始9時30分 歌会 10時~17時
会場 新札幌アークシティホテル(JR新札幌駅直結)
札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6-2 ☎011―890―2525
参加申し込み 詠草1首(未発表作品) 締切 7月31日
詠草追加受付―1首締切8月24日(土)
詠草なし参加受付・・・9月末日まではがきにて
〒069-0862 江別市大麻栄町30-15 大朝暁子方 原始林社宛
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